2009/10/18

民主政権でバッコする“過去官僚”

鳩山政権は、脱官僚依存をキャッチとして発足したはず?? だが、アッという間に、首相官邸をはじめ、政権の中枢が元役人(過去官僚)に支配されてしまった。

行政刷新会議は、鳩山政権の“政治主導”を目指す看板組織の一つ。ここのメンバーは、元大蔵省出身の“過去官僚”の一人、背番号万歳を唱える古川元久議員(内閣府副大臣)が筆頭。事務局長を務める加藤秀樹氏(シンクタンク・構想日本代表)も元大蔵省出身。会議メンバーの片山善博氏(元鳥取県知事)も旧自治省出身。

古川氏出身の愛知の選挙民の言葉で言えば、「こんなんでええんかねぇ〜」??

自身が過去官僚の古川元久氏が、マスコミから、行政刷新会議の“過去官僚”が多すぎるのではないかと問われて、怒りの反論をしたとの報道。怒るのは勝手だが、政権の“脱官僚”のキャッチの「汚点」になっているのは確かではないか。ちなみに、藤井裕久財務大臣も、旧大蔵省出身・・・・。

民主・社民・国民新党の連立与党国会議員436人中、過去官僚は45人。また、首相・閣僚・副大臣・政務官(政府入り)したのは総67人中、過去官僚は13人で19.4%。これに対して、麻生内閣時で、政府入りした過去官僚は9人で13.4%。

これでは「脱官僚」のキャッチが“ウソ〜”、悲鳴をあげている!!

死人からも献金受けていたとされるお坊ちマンとお星さま大好きな鳩山夫妻が、血税使って海外でのお遊びに興じているうちに、国政は“過去官僚”依存強める一方だ。首相の指導力が問われている。

Big Brother