2009/10/09

日経社説「納番早く導入せよ」って!!冷静になれ・・そんなもの要らない!!

日本経済新聞(日経)09.10.09朝刊『社説』で、“税制の再構築へ番号制を早く導入せよ”とか。管理大好きで“自由”のない民主党、鳩山首相が「納番導入検討を指示したのを評価したい」と。だが、“チョット、待った”。

「死人にくちなし」の感覚で政治献金ゴマして、検察が捜査対象としている張本人を持ち上げて何を目指すのか。少なくとも「この首相が納番導入」など言う資格はないはずだ。まず、首相は、説明責任を果たすべきだ。

首相が1円から自分のすべての取引に番号振って、透明化したらよい。

散々好き勝手してきて・・・・。まず、政治家背番号制でも導入すべきだ。・・・・・蓄財もわずかな国民に新たな番号を振って、何を目指すのか?? 結局、税務署が、サラリーマンの家計(懐)にグリグリ手を入れて、給与所得者いじめに使うことになるのは見に見えている。

財界のPR紙の日経は、「番号、番号」って、騒ぎ過ぎる。住基ネットに賛成し、国民総背番号である「住民票コードの旗振り役」をしたのは、IT企業に“公共工事”のご利益を誘導するためだったんではなかったのか!!さらに、新たな納番の導入など、“ムダな公共工事”そのものだ。

国民の金融プライバシーを国家管理するに納番が必要!! そんなもの庶民は望んでいない。

「給付つき税額控除」導入に納番は必須アイテムというけれど、納番入れて給付つき税額控除やっているアメリカでは、給付つき税額控除関連の還付申告全体の4分の1が過誤還付と不正還付だ。民間ボランティアを申告支援に大量動員したうえでの結果である・・・・・。

わが国で給付つき税額控除導入となると、ワーキングプア(働いても貧しい人たち)向けに、新たに500万人ほどの税務支援が必要になる。どうするのか? 税理士法改正して、『税務書類の作成』業務を名称独占にして、申告支援ボランティアを確保できるのか。納番狂の日経も、この辺について、正論を述べたらいい。

「納番、納番」って、狂ったように叫ぶ民主党や日経は、本当に“異常”だ。金融プライバシーは国民各人の財産だ。日経社説が叫ぶように、納番で「自営業者や専業農家の所得の透明度が高まり、給与所得者の間にある所得税の不公平感が薄まる」など、根も葉もない邪論だ。

社説いわく、「番号を使い一人ずつ社会保障勘定を設ければ、年金などの負担と給付が個人ごとに明確になる利点もある」と。これは,“利点”ではなく、“プライバシーの公有化構想”だ。「すべての国民は個人として尊重される」と定める憲法13条に反し、違憲の主張だ。

この個人情報口座導入を認めれば、次は、民間金融機関に口座を開放するという、怖い構想にもつながる。・・・・・庶民が、モラルのない金融機関の犠牲になるような主張はやめるべきだ。

怖い世の中づくりは止めよう!! 声を上げて“納番、そんなものは要らない”を叫ぼう!! ムダな公共工事は止めよう!! 原口総務大臣、まず、「住基ネットの廃止」でムダを省こうよ・・・・。

何回も、住基ネット廃止法案を提出した民主党、“初心はどうなったのか”??

           Big Brother