代表あいさつ

 PIJは、「市民・納税者が主役」の社会の構築を目指し、プライバシーの保護活動と政策提言による社会貢献に努める Privacy NGOです。
"自分のプライバシーが侵害されているのではないか?"、と不安に感じることが多くなってきています。
原因は、さまざま考えられます。もっとも大きな原因は、高度情報化社会の到来にあると思います。
つまり、今日のあらゆる社会・経済活動に、コンピュータが必要不可欠になっている現象にあるのではないか、と思います。

 とくに、行政や企業などが、コンピュータを使って市民の個人情報をほぼ無制限に収集し、ネットワーク利用するようになってきたことが、私たちの不安を助長することにつながっているのではないかと思います。生活が豊かになるにつれて、私たちはますます私生活を大事にしたいと感じるようになってきています。行政や企業などが、"効率性"をモットウに、プライバシーを配慮しないかたちで大量の個人情報を収集・利用している状況に違和感を覚えるようになってきています。

 現在のような状況を放置すれば、わが国は、確実に"データ監視社会"になってしまいます。データ監視社会化を防止し、プライバシーを保護するためには、行政や企業が持つ情報を、私たち市民がコントロールできるようにしなければなりません。また時には、"効率性"を犠牲にする必要も出てきます。

 PIJは、このような考え方をもとに、データ監視社会化の防止、情報プライバシーの保護をねらいに活動しています。活動内容を知らせるために、機関誌「CNNニューズ」を発行しています。
そして内外の機関、個人などとの交流を通じて、市民サイドからわが国のプライバシー環境の改善・整備のために、政策提言に努めています。
                                          PIJ代表・ 石村耕治

団体概要

名称 PIJ (プライバシー・インターナショナル・ジャパン)
活動目的PIJは、プライバシーが尊重され、「市民・納税者が主役」のアメニティある社会の構築を目指して、政府機関から独立して活動をします。
PIJは、わが国における情報ネット化の進展が、個人を監視する社会につながるのを防止し、情報プライバシーの保護に努めます。
PIJは、内外の機関、個人などと交流・協力を通じて、わが国のプライバシー環境の改善・整備を図るために市民サイドから政策提言を行います。
PIJは、以上のような目的を達成することをねらいに組織化された、シンクタンク機能をもつ”プライバシーを守るための非政府団体(Privacy NGO)”です。
本部所在地 〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-25-15 IBビル10F Tel/Fax 03-3985-4590 
メール/wagatsuma■pij-web.net (メール送信のときは■を@にかえてください)
PIJ 規約抜粋 第3条(目的)
 本会は、データ監視社会化の防止、情報プライバシーの保護活動を推進するとともに、内外の機関、個人などの交流・協力を通じて、市民サイドから、わが国のプライバシー環境の改善・整備のための調査研究・政策提言をおこなうことを目的とする。
第4条(事業)
 本会は、前条の目的を達成するために、次の事業を行なう。
1.調査研究及び苦情調査
2.研究会、講演会及び講習会の企画・開催
3.行政機関、立法府及び民間機関との協議、働きかけ
4.機関紙その他の図書の刊行
5.日本及び外国の機関、個人などとの交流及び協力
6.その他の運営員会において適当と認めた事業

役員紹介

代表 石村耕治(白鴎大学教授)
副代表 辻村祥造(税理士)
副代表 加藤政也(司法書士)
事務局長 我妻憲利(税理士)
編集局長 中村克己(税理士)
常任運営委員 平野信吾(税理士)
常任運営委員 白石 孝(市民団体代表)
常任運営委員 勝又和彦(税理士)
常任運営委員 益子良一(税理士)
相談役 河村たかし(政治家)

  (左下)河村たかし  (右下)石村耕治代表



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