2012/07

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2012/07/18

7・22シンポジューム−共通番号制のすべてを知ろう

シンポジューム−共通番号制のすべてを知ろう

■日時 7月22日(日)13:15〜16:45(12:45 受付開始)

■会場 東京、上智大学12号館102号教室 (JR・地下鉄メトロ 四ッ谷駅下車5分、休日は正門のみ利用可)

だれでも自由に参加できます。 資料代 500円

<Part1 共通番号制の本質と問題点を考えるために>

●田島泰彦さん(上智大学教員) 「シンポの趣旨および情報統制と監視のなかの  共通番号制」

●白石 孝さん(反住基ネット連絡会) 「住基ネットから共通番号制へ、どこが違  い、どこが問題か〜わが国における国家管理の特徴と問題点」

●石村耕治さん(PIJ 代表) 「共通番号でなりすまし犯罪社会化する米国の現状〜  そして分野別番号への転換」

●ビデオ上映「韓国における情報流出となりすまし被害の実情」

★とことん知るための一問一答その1

<Part2 共通番号制で便利になるという幻想を見抜くために>

●コーディネーター:水永誠二さん

●「医療の現場から医療制度の将来の危険性を指摘する」 知念哲さん(神奈川  県保険医協会)

●「所得の捕捉と税制の課題」 辻村祥造さん(税理士、PIJ副代表)

●「強まる外国人管理〜改定住基台帳法・改定入管法と共通番号制」  西邑亨さん(反住基ネット連絡会/入管法対策会議)

●「取材現場から」 桐山桂一さん(東京新聞論説委員)

●「逆転する国家・国民の知る権利とプライバシー」 瀬川宏貴さん(自由法曹団)

★とことん知るための一問一答その2

*発表者は7月2日現在、変更されることもあります。

<主催> 共通番号制を考える市民シンポジウム実行委員会

2012/07/06

「元国税庁長官に脱税疑惑」の記事

週刊朝日2012年7月13日号には「元国税庁長官に脱税疑惑」の記事が掲載されています。この官僚とは、当時国税庁長官であった大武健一郎氏です。彼の妻の告発をもとにした記事です。

この御仁は、退任後、会計ソフト会社TKC(税理士など会員1万人超)の会長におさまっていました。「租税正義」とか口にしていただけに、脱税問題に加えて、女性問題でのだらしのなさ、みかじめ料を求め渡りを繰り返す、倫理観ゼロの姿には驚きです。

「納税者権利憲章は要らない、消費増税や国民背番号導入万歳」と叫び、TKCを役所の別働隊のような組織につくりかえ、引っ張ってきた人物です(この記事を契機に7月4日にTKC会長辞任)。こんな悪代官のような人物にすがって企業活動の拡大をねらうTKCの創業者一族も、どうかしていると思います。従業者や会員がかわいそうです。TKCは、企業倫理そのものが問われていると思います。

TKCは、税理士とかに「コンプライアンス」を説く前に、自らのコンプライアンスについて世に問うべきでしょう。

この大武という御仁は、河村たかし氏が天下り税理士問題を国会で追求していたときに、河村氏周辺に一斉に税務調査をかけた張本人でもあります。(団体献金を受け取っていない清貧な河村氏ですから、何も出てきませんでしたが・・・)

 この記事を読んだPIJ会員の税理士から、次のようなコメントをいただきました。

「国税幹部も腐りきっているようです。財務省は謝罪をしないのでしょうが、国民に対する背信です。世の中の大部分は欲で動いているのが実情でしょうね。このような人物を会長に迎えるTKCも同様な体質と推測します。税に関する仕事に携わっている者として残念です。」

                                            PIJ事務局