2012/02

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2012/02/28

税理士会、学者も 「言うだけ番長」、「税務署のお手伝いさん」でいいの??

2月13日(月)午後に東京税理士会館で開かれたセミナー「平成24年度税制改正大綱を読む〜税財政のゆくえと納税者の権利」に行ってきました。背番号制に“父”の峰崎内閣官房参与、政府御用達の肩書きつけてエラソウにしている三木義一先生、税務署OBの税理士、五十嵐文彦税務副大臣等々「御用集団オンパレード」が、政府の増税プランや背番号プランなどを紹介していました。

「納税者の権利?」、あの国税通則法改悪で、三木先生、何を言ったってムダでしょう。三木先生、月刊税務事例という雑誌で、 “TKCは、納税者権利憲章なんぞいらんと言っているが、けしからん”と書いていましたが・・・・。元財務省役人が率いるTKCも、財務省の御用学者、税務署のお手伝いさんになってしまったあなたも、“同じ穴のむぢな”ですよ。よ〜く頭を冷やして考えてください。「ブレナイ」ことが大事です。今のあなたを見て、命尽きるまで課税権力と対峙し納税者の権利確立に尽力した恩師が天国で泣いているのではないですか??

ある税理士向けの講演で、三木先生、「番号もカードがいっぱいあるのは大変でしょう?一つになれば便利でしょう・・・」と。皆さん、驚きました。やはり、講師料を払う以上、しっかりとした論理を展開してください。参加者は、隣り近所の爺さん婆さんではなく、税の専門家集団ですよ。「健全な批判」ができる資質を捨ててしまってはおしまいですよ。

東京税理士会は、納税環境を悪化させた法改正に何も言わない。逆に、その害者を呼んで、迎合する。中小企業者を廃業に追い込む消費税増税、成りすまし犯罪を招き税理士の申告支援が無用になる背番号導入にも、まったく異見を述べない。劣化の一途で、情けない限りです。セミナーを協賛した東京税理士政治連盟も同じです。そもそも、「納税者の権利」などテーマに取り上げる実績がない。会費を返すか、ひとを一新してまっとうな途をすすんでください。

それにしても、東京税理士会のトップが日税連のトップを目指すとか?・・・・でも、丸で“税務署のお手伝いさん”、“役所のサポーター”が税界を率いるのは、国民・納税者に大きなマイナス・・・・税界を不幸にするだけですからお止めなさい。

セミナー開いて「納税者の権利」など、それこそ“言うだけ番長”(口だけで行動が伴わない〜産経新聞が民主党の前原誠司政務会長でをやゆして繰り返し使った言葉)で、誰も東京税理士会のトップなんか信頼していません・・・・!!「資格・税務署のお手伝いさんでメシにありつこうのギルド集団」。こんな感じで、どのようにして納税者に信頼される税理士になれというのでしょうか?

いっそのこそ、医師会のように任意加入にした方がいいのではないでしょうか?その方が風通しがいいのではないかと思います。

“国民・納税者に信頼される税理士を目指そう?”。でも、言うだけ番長の今の税理士会。政治主導とかまっぴらのウソ、平然と役人の“金魚の●●●”をやっているだけの今の民主党政権と同じではないかと思います。いまのままでは、税界を劣化させるだけの存在です。

≪現代の税界を取り巻く3悪≫

・役所頼み税金で喰っている個々の議員の顔が見えない、“言うだけ番町”、機能不全の民主政権。裏では自民の棟梁とつるんでいる民主の棟梁・・・猿芝居の党首会談などで選挙民を愚弄して平然としている御仁。

・「納税者の権利利益保護」については“言うだけ番長”で、内実は税務署のお手伝いさんに徹する税の専門家集団。自分らの権利利益、”資格で喰う”が第一で、税務署と談合を繰り返すだけの・・・・劣化するギルド集団。

・「変節」、「転向」、「ヘンシ〜ン」を平然とやってのける学者等々。

こんな人たちだらけで、日本社会の閉そく感が増し、国民・納税者は息詰まる毎日・・・・・・ハシズムのような流れにつながっている感じがします。

ハシズム軍団は、参院廃止、憲法改正などはいいから・・・・・毎日の生活者の視点で勝負したらどうでしょうか?・・・・・・あなた方の“賞味期限切れ”まで、付き合わされる国民も疲れます。もう「政治ゴッコ」には飽き飽きしています。生活第一です。

民主党って何? 政権が代わっても、役人は前政権時代とまったく同じ顔ぶれ、政権は奪取したものの、力がないサラリーマン議員だらけでは、そもそも政治主導などできっこないわけですです。

まさに「役人天国」で、増税、背番号導入、重罰化・・・・何でもできる。マニフェストはどこへ行ってしまったのでしょう?? 庶民はまさに「絶望」のどん底です。

政治、税界に絶望する1都民

2012/02/10

やっぱし、共通番号は、「時代遅れ・アナクロ(A)」、「危険(K)」、「ムダ(M)」

内閣府は、共通番号に対する世論調査を実施しました。2012年2月28日にその結果を公表した。調査は、昨年11月に成人男女3,000人に面接で実施。回収率は63%、1890人から回答を得たとか。

この調査で、共通番号が必要と答えた回答が57.4%、不要が27.3%だったという。ところが、内容は知らないが41.5%、言葉は聞いたことがあるが41.8%。内容を知っているとの回答は16.7%。

また、共通番号への不安については、情報漏れなどプライバシー侵害のおそれありが40.5%、成りすましなどの個人情報の不正利用の犠牲になるおそれを指摘する人が32.2%だったといいます。懸念なしのおめでたいタイプはたったの11%。

国民の大半は「内容すら知らない」、そりゃぁ〜、内容をよく知ったら、共通番号なんぞに賛成する人は少ないと思います。現実空間取引に加えて、ネット空間取引全盛の今日、成りすまし、情報漏れ、何でもごじゃれの時代に、共通番号は、「時代遅れ・アナクロ(A)」、「危険(K)」、「ムダ(M)」です。まさにAKM。

アメリカとか、スウェーデンとかで採用されてきた「フラットモデル」の共通番号は、これだけ情報化した社会で導入するのは時代錯誤です。仮に効率的な番号制が必要だとしても、危険すぎます。同じ番号を多目的に使い垂れ流す危険なAKM構想は、絶対に実現させてはいけないと思います。

新しく共通番号制をつくらなくとも、オーストリア方式(「セクトラル・モデル」)で、安全な番号がつくれるとの「原口5原則」はどこへ行ってしまったのでしょうか??

でも、血税をジャブジャブ使わないセクトラル方式では、産業利権につながらない・・・・。ムダで儲けようというIT産業、その手先の連合・民主党、総務省、御用学者の「産政官学血税ムダ遣いグループ」が、この安全な方式を排除しているとか・・・。

しかし、共通番号なんぞいったん導入したら、日本は必ず「成りすまし犯罪者天国」になりますよ。その頃には、連合出身で番号推進論者の峰崎直樹・内閣官房参与とかは、いないから・・・・責任とらなくともいいのか知れませんが・・・。

番号制度シンポジウムin愛知(番号制度創設推進本部主催)が、2011年11月20日(日)午後1・30〜4・00=アイリス愛知(名古屋・丸の内)で開催されました。当日、名古屋に住んでいるので参加してきました。そこで、ついでですが、1参加者としての感想を書きます。

各地で開催されているこのシンポ、税と社会保障の一体改革の一環として、国民に背番号を付けるのをPRするのが目的です。いわゆる「官製シンポ」です。

愛知(名古屋)でのシンポには、政府・民主党から峰崎直樹・内閣官房参与、古川元久衆院議員(名古屋2区選出、社会保障・税一体改革担当大臣、元財務省役人)、森信茂樹・中央大教授(元大蔵省役人)、長谷川敏也税理士(名古屋税理士会調査研究部副部長)、日経連の役職者(名前忘れました)、浜嶌将周(弁護士)とかが挨拶やパネラ―として参加していました。

税もと社会保障に関しては、全く基本的理念が示されておらず、消費税増税だけが前進。その一方で、国民・納税者監視のツールとしての「国民背番号制」だけが一人歩きしています。

給付付き税額控除導入とかいうけれども財源の目途はなし、そもそも番号とは無関係な構想です。それから、社会保障会計とかも、アメリカで検討されてことがあるけどもうまく行かなかった・・・わけですから。

そもそも、このグループは、「全国民の個人情報を共通番号で公有化しよう」といった考えを持った人たちの寄り合い。日経連とかのパネリストは、産業利権の立場から「番号制」万歳。背番号論者の峰崎直樹・内閣官房参与とか古川元久議員の話を聞いていても、実にむなしい、議論でした。

長谷川税理士とかにいたっては、共通番号のシステムすらよう分かっておらん様子。わけのわからないことをしゃべる。税理士会から賛成で参加しろと言われたから、仕方なく出とる感じ。××丸出し・・・。ちゃんと勉強せんとあかん・・・。

それにしても、パネルディスカッションの後の質問には、会場から一斉に質問の手があがり、パネリスト達が驚嘆の様子でした。

反対論の連続・・・・・住基ネットや共通番号に熟知した人たちが、たくさん参加していたこともあったと思います。(どうみてもパネリストよりはよう勉強しとると思いました。)

同じ番号を多目的に使い垂れ流すAKM構想は、原発並みで、よく分かったら賛成する人は少ないと思います。

シンポでは、時間をかなりオーバーして活発な議論が展開されましたが、これに対しても、実に無責任な解答しかありませんでした。本当に税のムダ遣いの会合でした。今回のムダな会合で使った血税を返納して欲しいと思います。

愚直な名古屋の1市民