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内閣府は、共通番号に対する世論調査を実施しました。2012年2月28日にその結果を公表した。調査は、昨年11月に成人男女3,000人に面接で実施。回収率は63%、1890人から回答を得たとか。
この調査で、共通番号が必要と答えた回答が57.4%、不要が27.3%だったという。ところが、内容は知らないが41.5%、言葉は聞いたことがあるが41.8%。内容を知っているとの回答は16.7%。
また、共通番号への不安については、情報漏れなどプライバシー侵害のおそれありが40.5%、成りすましなどの個人情報の不正利用の犠牲になるおそれを指摘する人が32.2%だったといいます。懸念なしのおめでたいタイプはたったの11%。
国民の大半は「内容すら知らない」、そりゃぁ〜、内容をよく知ったら、共通番号なんぞに賛成する人は少ないと思います。現実空間取引に加えて、ネット空間取引全盛の今日、成りすまし、情報漏れ、何でもごじゃれの時代に、共通番号は、「時代遅れ・アナクロ(A)」、「危険(K)」、「ムダ(M)」です。まさにAKM。
アメリカとか、スウェーデンとかで採用されてきた「フラットモデル」の共通番号は、これだけ情報化した社会で導入するのは時代錯誤です。仮に効率的な番号制が必要だとしても、危険すぎます。同じ番号を多目的に使い垂れ流す危険なAKM構想は、絶対に実現させてはいけないと思います。
新しく共通番号制をつくらなくとも、オーストリア方式(「セクトラル・モデル」)で、安全な番号がつくれるとの「原口5原則」はどこへ行ってしまったのでしょうか??
でも、血税をジャブジャブ使わないセクトラル方式では、産業利権につながらない・・・・。ムダで儲けようというIT産業、その手先の連合・民主党、総務省、御用学者の「産政官学血税ムダ遣いグループ」が、この安全な方式を排除しているとか・・・。
しかし、共通番号なんぞいったん導入したら、日本は必ず「成りすまし犯罪者天国」になりますよ。その頃には、連合出身で番号推進論者の峰崎直樹・内閣官房参与とかは、いないから・・・・責任とらなくともいいのか知れませんが・・・。
番号制度シンポジウムin愛知(番号制度創設推進本部主催)が、2011年11月20日(日)午後1・30〜4・00=アイリス愛知(名古屋・丸の内)で開催されました。当日、名古屋に住んでいるので参加してきました。そこで、ついでですが、1参加者としての感想を書きます。
各地で開催されているこのシンポ、税と社会保障の一体改革の一環として、国民に背番号を付けるのをPRするのが目的です。いわゆる「官製シンポ」です。
愛知(名古屋)でのシンポには、政府・民主党から峰崎直樹・内閣官房参与、古川元久衆院議員(名古屋2区選出、社会保障・税一体改革担当大臣、元財務省役人)、森信茂樹・中央大教授(元大蔵省役人)、長谷川敏也税理士(名古屋税理士会調査研究部副部長)、日経連の役職者(名前忘れました)、浜嶌将周(弁護士)とかが挨拶やパネラ―として参加していました。
税もと社会保障に関しては、全く基本的理念が示されておらず、消費税増税だけが前進。その一方で、国民・納税者監視のツールとしての「国民背番号制」だけが一人歩きしています。
給付付き税額控除導入とかいうけれども財源の目途はなし、そもそも番号とは無関係な構想です。それから、社会保障会計とかも、アメリカで検討されてことがあるけどもうまく行かなかった・・・わけですから。
そもそも、このグループは、「全国民の個人情報を共通番号で公有化しよう」といった考えを持った人たちの寄り合い。日経連とかのパネリストは、産業利権の立場から「番号制」万歳。背番号論者の峰崎直樹・内閣官房参与とか古川元久議員の話を聞いていても、実にむなしい、議論でした。
長谷川税理士とかにいたっては、共通番号のシステムすらよう分かっておらん様子。わけのわからないことをしゃべる。税理士会から賛成で参加しろと言われたから、仕方なく出とる感じ。××丸出し・・・。ちゃんと勉強せんとあかん・・・。
それにしても、パネルディスカッションの後の質問には、会場から一斉に質問の手があがり、パネリスト達が驚嘆の様子でした。
反対論の連続・・・・・住基ネットや共通番号に熟知した人たちが、たくさん参加していたこともあったと思います。(どうみてもパネリストよりはよう勉強しとると思いました。)
同じ番号を多目的に使い垂れ流すAKM構想は、原発並みで、よく分かったら賛成する人は少ないと思います。
シンポでは、時間をかなりオーバーして活発な議論が展開されましたが、これに対しても、実に無責任な解答しかありませんでした。本当に税のムダ遣いの会合でした。今回のムダな会合で使った血税を返納して欲しいと思います。
愚直な名古屋の1市民
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内閣府は、共通番号に対する世論調査を実施しました。2012年2月28日にその結果を公表した。調査は、昨年11月に成人男女3,000人に面接で実施。回収率は63%、1890人から回答を得たとか。
この調査で、共通番号が必要と答えた回答が57.4%、不要が27.3%だったという。ところが、内容は知らないが41.5%、言葉は聞いたことがあるが41.8%。内容を知っているとの回答は16.7%。
また、共通番号への不安については、情報漏れなどプライバシー侵害のおそれありが40.5%、成りすましなどの個人情報の不正利用の犠牲になるおそれを指摘する人が32.2%だったといいます。懸念なしのおめでたいタイプはたったの11%。
国民の大半は「内容すら知らない」、そりゃぁ〜、内容をよく知ったら、共通番号なんぞに賛成する人は少ないと思います。現実空間取引に加えて、ネット空間取引全盛の今日、成りすまし、情報漏れ、何でもごじゃれの時代に、共通番号は、「時代遅れ・アナクロ(A)」、「危険(K)」、「ムダ(M)」です。まさにAKM。
アメリカとか、スウェーデンとかで採用されてきた「フラットモデル」の共通番号は、これだけ情報化した社会で導入するのは時代錯誤です。仮に効率的な番号制が必要だとしても、危険すぎます。同じ番号を多目的に使い垂れ流す危険なAKM構想は、絶対に実現させてはいけないと思います。
新しく共通番号制をつくらなくとも、オーストリア方式(「セクトラル・モデル」)で、安全な番号がつくれるとの「原口5原則」はどこへ行ってしまったのでしょうか??
でも、血税をジャブジャブ使わないセクトラル方式では、産業利権につながらない・・・・。ムダで儲けようというIT産業、その手先の連合・民主党、総務省、御用学者の「産政官学血税ムダ遣いグループ」が、この安全な方式を排除しているとか・・・。
しかし、共通番号なんぞいったん導入したら、日本は必ず「成りすまし犯罪者天国」になりますよ。その頃には、連合出身で番号推進論者の峰崎直樹・内閣官房参与とかは、いないから・・・・責任とらなくともいいのか知れませんが・・・。
番号制度シンポジウムin愛知(番号制度創設推進本部主催)が、2011年11月20日(日)午後1・30〜4・00=アイリス愛知(名古屋・丸の内)で開催されました。当日、名古屋に住んでいるので参加してきました。そこで、ついでですが、1参加者としての感想を書きます。
各地で開催されているこのシンポ、税と社会保障の一体改革の一環として、国民に背番号を付けるのをPRするのが目的です。いわゆる「官製シンポ」です。
愛知(名古屋)でのシンポには、政府・民主党から峰崎直樹・内閣官房参与、古川元久衆院議員(名古屋2区選出、社会保障・税一体改革担当大臣、元財務省役人)、森信茂樹・中央大教授(元大蔵省役人)、長谷川敏也税理士(名古屋税理士会調査研究部副部長)、日経連の役職者(名前忘れました)、浜嶌将周(弁護士)とかが挨拶やパネラ―として参加していました。
税もと社会保障に関しては、全く基本的理念が示されておらず、消費税増税だけが前進。その一方で、国民・納税者監視のツールとしての「国民背番号制」だけが一人歩きしています。
給付付き税額控除導入とかいうけれども財源の目途はなし、そもそも番号とは無関係な構想です。それから、社会保障会計とかも、アメリカで検討されてことがあるけどもうまく行かなかった・・・わけですから。
そもそも、このグループは、「全国民の個人情報を共通番号で公有化しよう」といった考えを持った人たちの寄り合い。日経連とかのパネリストは、産業利権の立場から「番号制」万歳。背番号論者の峰崎直樹・内閣官房参与とか古川元久議員の話を聞いていても、実にむなしい、議論でした。
長谷川税理士とかにいたっては、共通番号のシステムすらよう分かっておらん様子。わけのわからないことをしゃべる。税理士会から賛成で参加しろと言われたから、仕方なく出とる感じ。××丸出し・・・。ちゃんと勉強せんとあかん・・・。
それにしても、パネルディスカッションの後の質問には、会場から一斉に質問の手があがり、パネリスト達が驚嘆の様子でした。
反対論の連続・・・・・住基ネットや共通番号に熟知した人たちが、たくさん参加していたこともあったと思います。(どうみてもパネリストよりはよう勉強しとると思いました。)
同じ番号を多目的に使い垂れ流すAKM構想は、原発並みで、よく分かったら賛成する人は少ないと思います。
シンポでは、時間をかなりオーバーして活発な議論が展開されましたが、これに対しても、実に無責任な解答しかありませんでした。本当に税のムダ遣いの会合でした。今回のムダな会合で使った血税を返納して欲しいと思います。
愚直な名古屋の1市民