2012/01/08

市民の動きを網羅する監視カメラ列島化を放置してよいのか!!

今年をよろしくお願いします。

PIJの会員から、つぎのような意見をもらいました。

「オームの平田が出頭の報道記事で気になることがあります。

大阪の監視カメラが平田をとらえているかのような記事です。

読み間違いでなければ、出頭時の平田の顔写真で監視カメラの 撮影データベースを検索したのではないかと推測します。

今は、指紋照合と同じく雑踏の中の特定人の顔認識の できるシステムが実用化されています。

仮に、平田の直近の行動を顔写真認識システムで検索した 結果であるとすれば、超監視社会が出来かけているということになります。

全国民の指紋登録は国民感情で実行できませんが、 共通番号カードにかこつけて国民の大部分の顔写真を 政府データベースに登録させるのではないかと考えます。

なにしろ、記録容量は十分、コンピュータ演算能力も景レベルです。

平田の監視カメラによる行動履歴の分析の実際はどうなのでしょうか。」

鋭い指摘だと思います。

犯罪者を擁護する気持ちは毛頭ありませんが。市民の動きを網羅する 監視カメラ列島化が想像以上にすすんでいた事実をつきつけられ ました。市民の移動が常時公権力に監視され、憲法に保障された市民の移動の自由や肖像権などが常時侵害されている事実は重く受け止める必要があります。

役所のいいなりの今の民主政権には、何も期待できませんが、市民が力をあわせて「監視カメラを市民が監視できる」システムつくりが急ごうと思います。

PIJ事務局