2010/04/15

鳩山政権が“あなたの生涯病歴の国家管理”を言い出した

政府は、2010年3月19日、情報技術(IT)分野の基本計画を検討する「IT戦略本部」(本部長・鳩山首相)の会合が首相官邸で開いた。鳩山政権でのIT戦略に関する会合はこの日が初めて。

今回の新IT成長戦略の“ポイント”は、鳩山政権が導入を狙っている背番号(共通番号)カードで “あなたの生涯病歴を国が管理する”政策だ。「医療分野でのIT化推進を打ち出し、新たにつくられる背番号で国民全員の過去の診療履歴をナショナルデータベース(DB)化し、全国どこの病院でも見られる仕組みを構築しよう」というもの。

“あなたのためだから??”  だが、ちょっと待った。プライバシー保護の観点から一言でいえば、“私たち国民全員の病歴・医療情報を公有化・国家管理しよう”という稚拙で危険極まりない構想ではないか”

新たな公共事業、「国民全員の生涯病歴(lifelong medical records)の背番号管理構想」!! そんなもの絶対にいらない。・・・・「政治主導」の掛け声はよいが、実際は役人まかせの新たな背番号(共通番号)構想は、ますます危険な方向へすすんでいる。

農業者個別所得補償制度、子ども手当・・・・単なるバラまき政治。資金がショートするのは当り前。で、今度は、仙石、管議員が、「消費税増税を」と言いだした!!  これでは、「増税」と「背番号」だけが残る“愚かな政治”そのもの・・・・・。

一票を投じた国民・納税者は、本当に怒っている。

       Big Brother