2009/08/02

“自民党も、あなたのプライバシーの国家監視”をねらっている!!

◆自民党のマニフェストも「社会保障番号・カード」導入叫ぶ

7月31日に自民党のマニフェストが発表された。

1 安心な国民生活の構築 “社会保障番号・カードを2011年度中をめどに導入し、年金をはじめとする社会保障サービスの信頼性と透明性を向上させる。”と。

これで、民主に投票しても、自民に投票しても、投票者は、新規の背番号の入れ墨、国発行の国内版パスポート(IDカード)を持されることに賛成、することになる。

2大政党が、背番号とIDカードで全国民を監視する政策をとる。これにしっかりと反対する政党がない。・・・・・まさに体制翼賛会的な政治構造。社民党の共産党も、頼りにならない。

マスコミは、日経新聞に次いで、朝日新聞も、2009年6月14日(日)「社説」“納税者番号”で、「導入へ不安解消の議論を」と、従来の納番導入消極論から、導入賛成へ大きく舵を切った。

一方、多くのプライバシー関連市民団体は、“住基ネット反対”から一歩さきに踏み出せない・・・・・・。 力量不足。 硬直化し、ひ弱なわが国のNPOセクター・・・。

厚労省の役人、IT企業、御用学者は高笑い??

ほとんどの国民は、社保番号カード構想は、「健康保険証のICカード化??」程度の認識。 全国民の“プライバシーの国家管理・データ監視制度の導入”だなどとは、考えも及ばない。 

議員候補者も、同じ穴のむじな。 「プライバシーなんぞ、どうでもいい。」 若者議員の多くは、そもそも“ジンケン”などには無関心。 イケイケドンドン・・・・・。

本当に私たち国民のプライバシーが危ない!!

                    Big Brother